Be curious! 挑戦することの楽しさを伝えたい〜未来を切り拓く国際人へ〜 – vol.4

 失敗したって死ぬわけではないから、挑戦し続け、人生を惜しみなく生きる        これは、私が自分自身に対してずっと言い続けたいことです。

川崎さんプロフィール写真
川﨑あゆみさん
神奈川県立厚木高校を卒業後、アメリカ(Emporia State University)に留学し、「飛び級」で2年半次席卒業。
コミュニケーション学を専攻し、実践的で楽しい英語習得法を広めるため、特別講演やセミナーなどを開催し、英語教育に情熱をもって取り組まれています。2年半の留学コンサルタント職を経て、現在は、(社)英語接客サービス協会の営業部長として活躍しています。

 

「最初に背中を押してくれたのは母でした」

・海外を意識し始めたのはいつですか?

高校生のとき、留学や海外の話をしてくれた英語の先生がいました。才色兼備という言葉が似合う方でした。漠然としていますが、いつか私もこのような女性になりたいという憧れが最初だったと思います。

・海外留学を決断したきっかけを教えてください

実は(自分が)留学するとは考えてもいませんでした。英語が好きで、英語を学べる大学に入りたいと母に相談したら、「海外の大学はどう」と提案されました。留学という発想がなかったので正直驚きましたが、母のその一言が大きなきっかけとなりました。

・周囲からの反対はありませんでしたか?

塾の先生には「留学をしたら、人生を棒に振る。日本では就職できないだろうし、将来が不安だぞ」と大反対されましたが、私はいい意味で人の話を聞かない性格だったのかもしれません(笑)。
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「海外に出てみないと案外気づかない。…英語で話す練習をしていなかった。」

・留学中、英語で苦労はされましたか?

はい、たくさん(笑)。今となっては笑い話になるのですが、渡米の飛行機の中で、衝撃の事実に気づきました。CAの方に「飲み物はどれにしますか?」と聞かれて、私は「アップル、アップル」と必死に伝えようとしましたが、理解してもらえず、何故かミルクが出てきてしまいました(笑)。そこでようやく、話す練習をしていないことに気付きました。
日本ではスピーキングや発音の授業が少ないので、海外に出てみないと案外気付かないものなのかもしれませんね。

・英語で相手に上手く伝えるにはどうしたら良いですか ?

まずは、”なりきる”ことからだと思います。私は最初、”英語を英語っぽく”発音することを恥ずかしいと思っていたんですよ。しかし、相手に 内容を理解してもらうためには、恥ずかしいという感情は忘れて、どうすれば【伝わる】のか考える必要がありました。今では、「恥を捨てて、ベクトルを自分ではなく、相手に向けることが英語を話すための一番の近道」だと学生に伝えるようにしています。
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「やりたいと思ったら、諦めずにまずは行動してみる」 

・大学を2年半で卒業しようと思ったのは何故ですか?

大学院を含めてトータル4年で卒業できるようにしたかったのです。大学2年半、大学院1年半と。予定が詰まっていないと怠けてしまうので、凝縮した毎日を過ごしたかったんです。アメリカはなんでも交渉次第の国だと思います。2年半で卒業出来るよう、先生方とも何度も交渉しました。結局、大学院に行く前に社会経験を積みたくなり、今は社会人をしていますけどね(笑)。

・留学中に何か心掛けていたことはありますか?

「Be curious(好奇心を常に持って)」って、大学の先生から、いつも言われていたんですよね。
どんなことにも、「Why(なぜ?)」と好奇心を抱くようにしていました。また、やってみたいと思ったことは、最初から「出来ない」と諦めずに、まずは行動するように心掛けていました。

・挑戦したことの中で、一番印象に残っていることは何ですか?

メキシコの発展途上地域でのボランティア活動です。壊れている家の屋根を修理したり、トイレが無いところにトイレを作ったり、現地の子どもたちを集めて、アメリカの学生が集めた文具や洋服を賞品にゲーム大会を開催したりしました。

・その経験から、何か感じたことや気づいたことがあれば教えてください。

留学全体を通じて感じたことでもありますが、特にメキシコでのボランティアでは、
”当たり前ということは存在しない”ということに気づかされました。
・困ったら親や友人がそばにいてくれること
・温かいお風呂に入れること
・綺麗にまとまった教科書で勉強を出来ること
・何かやりたいことがあれば、それが出来る環境にいれること
日本にいると不自由のない生活で気付かないですが、実際は本当に感謝しないといけないことばかりでした。

「若い世代へ、挑戦することのたのしさを発信したい」

・今行っている活動について教えてください。

現在は、2020年のオリンピックに向けて、英語接客におけるコミュニケーション法を広める活動をしています。企業研修や公開講座、そしてSNSでの啓蒙活動を主に行っています。また、2018年に政府の方針で強化されていく英語教育に備えるために、塾などと提携して小中学生向けの英語教育を行っています。どういった英語教育が日本にとってベストなのか日々考えています。今年だけで英語教育に関する本を250冊程読みました。薄い本もありますけどね(笑)。
IMG_1981・今後のビジョンがあれば、教えてください。

いずれは、今の活動で培った知見と経験を本にしたり、講演活動をより本格的におこなっていきたいと考えています。例えば、女性起業家としてISAK(インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢)を創立した小林りんさんの講演会では、「自分で決断し、挑戦し続ける方のお話は、鳥肌が立つほどの感動とわくわく感を与えることができるのだ」と感じました。私も常に挑戦し続け、若い世代、特に学生の皆さんへ向けて、”挑戦することの楽しさ”を発信していきます。

編集後記:
「今日死んだときに後悔したくない。明日も生きていられる保証なんて、ないじゃないですか」と語る川﨑さん。最後まで「控えめに書いてくださいね」と謙虚な姿勢が印象的でした。明るく、笑顔がとても似合う川﨑あゆみさんの今後に期待です。

執筆: 川野


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